こんにちは、つくねです。
今回は、俳優を目指してる人で↓のようなお悩みを持ってる方に向けて記事を書いてます。
- プロの俳優になるために上京するかどうするか迷ってるひと
演劇のために東京に上京して、5年目になる私つくねが、そんなお悩みにお応えしたいと思います。
本ブログでは、以下の内容を書かせてもらってます。
- 俳優をやるために東京へは上京した方がいいのか?
- 上京のメリット・デメリット
- 上京するかどうかの決め手
俳優をやるために東京へは上京した方がいいのか?
結論からいわせてもらうと、『どちらでもいい』というのが回答です。
もう少し詳しくいうと、『必ずしも上京する必要はない』ということです。
俳優を目指してる方でも、上京する必要がある人と必ずしも上京する必要がない人に分かれると思います。
『どういう俳優になりたいか』もしくは、『どんな俳優業を目指してるか』に、よって上京する必要があるかどうかが、見えてくると思います。
上京する必要がある人
上京する必要がある人は、↓のような人です。
- 東京に通いたい演劇学校や養成所がある方
- 東京で俳優のキャリアを築きたい方
- 東京で出演したい劇団などがある方
東京に出てきて、やることが明確な方は、上京する必要があるといえます。
通いたい演劇学校が東京なら、通いやすいところに住む方が学びに集中できます。
東京で俳優のキャリアを築きたいなら、東京で行われる出演オーディションに参加しやすい東京に住む方がいいといえます。
東京を拠点に活動してる劇団に出演する目標があるなら、オーディション又は合格後に行われる稽古本番に参加するため、東京で自身も活動することがおすすめです。
上京する必要がない人
上京する必要がない方は、以下のような方です。
- とにかく、お芝居がやりたい方
- 俳優としてのキャリアを築くのに、東京に別にこだわらない
- 地元で俳優業をやっていきたい方
俳優を目指してる方で、上記に当てはまる方は、必ずしも状況が必須ではないと思います。
地方にも劇団や、探せばオーディションもあるし、養成所もあります。
上記に当てはまる方は自分が通いやすいところで養成所や劇団、オーディションを開催してる団体などがないか調べてみましょう。
・上京のメリット
上京することで↓のようなメリットがあるといえます。
- 仲間が作りやすい
- 出演のチャンスは多い
- 様々な作品に触れられる
仲間が作りやすい
俳優を目指してる人と出会う機会が多いです。学校や養成所に通うのであれば、同期や先輩に会うことができます。
バイト先で俳優を目指してるという人と同僚になることもあります。
出会いの機会が多いので、一緒にやっていく仲間が作りやすいですよね。
私は、演劇学校の同期と今でも一緒に活動しています。
活動していく上で、仲間がいることは刺激にもなります。いざという時に、助けてくれる存在にもなります。
一緒に活動していく仲間が作りやすいのが、東京のいいところだと思います。
出演のチャンスは多い
オーディションなどが東京では、多いです。毎日と言っていいほど、どこかでオーディションが開催されてます。
それくらい多いです。
茨城で演劇活動していた時は、3ヶ月に一回、社会人劇団のオーディションがあるか、ないか、のくらいでした。
オーディションが多いので出演のチャンスも多いのが東京です。
東京に住むことで、オーディションに参加しやすくなることも大きなメリットだと思います。
オーディション会場まで近いということは、準備の時間もかなり確保できるし、会場に早めに着いて印象を良くする、などのアクションも簡単に行えます。
オーディションの数が多いこともそうですが、オーディションに参加しやすいこともメリットといえます。
様々な作品に触れられる
東京では作品の上演数が多いです。
小劇場が多く、毎日のように舞台が上演されています。また、劇場公演以外にもカフェ公演なども多く上演されています。
また、映画館もミニシアターも多く、地方ではなかなか見ることのできない作品画見ることができます。
東京に住むことで、少し足をのばせば、様々な作品に触れることができます。
インプットの機会が増えるのは上京もメリットだといえます。
上京のデメリット
上京することで生じるデメリットは、↓の3つの項目が考えられます。
- 地元の友人と疎遠になりやすい
- 家賃が高い
- 誘惑が多い
地元の友人と疎遠になりやすい
1つは、家族や友人と疎遠になりやすいことです。
東京に住むことで、地元に住む友人や家族とは物理的な距離ができます。
会おうと思えば、会えないことはないですが毎週は無理ですよね。
確実に会う頻度は減ります。
また、俳優を目指して生活しているとお金をなかなか自由に使えない面があります。
急に発生するオーディション費用、衣装や小道具代、自己投資、などに割かなくてはなりません。
そのうえ、生活費も払わないといけないですから、お金の面では不自由な免が多いです。
距離が生まれると、会うときに交通費などの費用も発生しますし、お金の面でも疎遠になりやすいです。
家賃が高い
家賃が高いトップ5都道府県は
1位 東京都 (19.12万円)
2位 神奈川県(10.94万円)
3位 大阪府 (9.66万円)
4位 兵庫県 (9.11万円)
5位 京都府 (8.84万円)
https://shiromaru-life.com/yachin-zenkoku-souba-ranking/
東京は47都道府県中、1番賃貸の家賃が高いです。
上記のサイトでは、都市部の1LDK相当の間取りの家賃相場を比較しての結果ですが、賃貸アパート等も同様に家賃が高いといえます。
プロの俳優になって生活費を稼げるようになるまでは、条件の合うなるべく安いところに住むのがいいと思うのですが、都内23区内だと安くても5,6万くらいです。
5,6万毎月出費となるとかなり、痛いですよね。
家賃が高いところが上京のデメリットといえます。
対策として、私は演劇学校の同期とルームシェアして家賃を割って、費用を半分に抑えています。
また、23区外や川崎など都内近郊に住んで家賃を抑えてる友人もいます。
誘惑が多い
東京は繁華街が多く、遊び場が多いです。
23区内に住んでれば、電車でちょっと移動すれば渋谷や新宿に出れます。
そういったところで遊んでしまって散財してしまう機会が多いです。
特に、上京したばっかりの頃が一番誘惑にかられます。
東京に出ただけで、浮かれた気分になってしまうんですよね。
何でも輝いて見えて、東京で出会った演劇学校の同期と飲みに行って1万円使ったり、買い物をたくさんしてしまったり、と散財してしまうことが多いです。
実は、私もその一人です。
東京に出て浮かれて、飲みに行ったり服を買ったり、気づいたら13万のクレジット請求がきて、頭を抱えました。
本当に、誘惑が多いです。
上京するかどうかの決め手
上京するかどうか、迷ってる人は↓の3つが準備できてるかどうか、確かめましょう。
- やることが明確に定まってるか
- 覚悟はできているか
- 資金があるか
やることが明確に定まってるか
プロの俳優になるまでの道筋が、はっきりして東京で何をすべきか明確に決まってるかどうか、ということです。
最終的にどういう俳優になるかをまず明確にし、そのために何をするか、それがうまくいかなかった場合どうするか、と明確にプランを立てましょう。
とりあえず、演劇やる、学校行く、だけじゃなく明確にプランを立てて上京しましょう。
覚悟はできているか
当たり前ですが、プロの俳優になる間ではかなり過酷な道のりです。
オーディションには落とされ、仕事は全くもらえず、そんな生活がプロになるまでは何年も続きます。
それでも、諦めずに続けていけるか、その覚悟がないなら上京は辞めたほうがいいと思います。
就職や別の道をおススメします。
それでもやっていける、って人だけ上京したほうがいいと思います。
資金があるか
学校の必要資金や引っ越し費用などは別として、貯えがあるかどうかです。
ないという人は、貯えをしてから上京したほうがいいと思います。
最低でも、3か月分くらいの生活費の貯えがあったほうが、トラブルなく活動して行けます。
俳優を目指している間は十分な賃金はもらえないことも多いですし、急なオーディションなどの出費も多いです。
東京で活動していくための資金を貯えてから、上京しましょう。
終わりに
今回は、上京するかどうか迷ってる人に、向けて上京について書かせて頂きました。
いかがでしたでしょうか。
俳優になりたい!と思うと、今すぐにでも活動したいと焦ることが多いと思うのですが、まずはゆっくり準備するところからはじめてみてください。
このブログが、皆様の参考になれば幸いです。
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